暫くは、様子を見守ってみましょう
寛子ちゃんは、少ししか食べなくても、それでだいじょうぶなんだと思います。
大量に食べさせようとせず、しばらくはようすを見ていてください。
多くの事例から考えると、3、4か月もすると成長して、うそみたいに食べるようになる転機がやってくるでしょう。
「食べなさい、食べなさい」と、押しつけられると、寛子ちゃんの中で抵抗感が生まれます。
そうなると、体も心も緊張してよけいに食べられなくなってしまいますから、「この子は身体の燃費がいい」と考えてみることにしましょう。
そうすると、この現状を明るく受け入れられます。
病気になりやすいとか、元気がないとか、そういうことがあれば食事の量やバランスのことも気にすべきかもしれません。
しかし、元気に遊んでいるのなら、寛子ちゃんの現状を受け入れて、過度な心配はしないでおきましょう。
楽しそうに食べているかどうか?に気を配ってみましょう
ただし、少量でも楽しく食べられているのかが、少し気になりますね。
保育園では、お食事をしながら楽しい会話ができているかどうかを気にしてみましょう。
無理強いされているような感じで、辛そうに食べているようなら、寛子ちゃんがリラックスできるように、担当の先生にお話ししてみてください。
何か工夫したほうがよいでしょう。
家庭では、保護者といっしょに食べ、保護者がおいしそうに食べるようすを見せ、「これはおいしいのかもしれない」と、寛子ちゃんが自然に思えるような雰囲気作りをしてはどうでしょうか。
たまには、見せびらかして食べるようなことをしてもいいですね。
保育園でも、周りの大人が必死になって食べさせようとしていると子どもは萎縮してしまいます。
わいわい楽しい会話ができて、リラックスできるような雰囲気を作ることが一番です。