居心地良い室内環境|涼しいくらいが眠りやすい

 

   


寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、快適に眠れません。

ある睡眠アンケートでは、涼しい部屋が一番よく眠れるとの回答が大多数を占めました。

具体的には15.5℃から21℃くらいが最適な温度です。

そのためには、寝室に温度計を用意しておくと便利です。

もしかしたら、睡眠の問題は室温に関係している可能性もあります。

寝つきが悪いときや深夜に目を覚ましたとき、温度もチェックしておくと、快適な環境づくりのヒントになります。

また、部屋の空気にも注意してください。

空気清浄機を利用して、空気をきれいに保ちましょう。

特にアレルギーや喘息の子の場合は空気の状態に注意してください。

湿度計も用意しておき、寝室の空気が快適でないときには加湿器や除湿器で調整するといいでしょう。

部屋の明るさに関しては、「起きているときは明るく、眠るときは暗く」が睡眠の大原則です。

これは目の健康にも影響すると言われています。

明るい部屋で眠っていた子どものほうが、おとなになって近視になる率が高いとの調査結果もあります。

睡眠時の明るさと近視の関係が完全に証明されているわけではありませんが、良い効果がないことは確かです。

 

静けさとホワイトノイズ

非常ベルが鳴っても起きない子もいれば、わずかな物音で目を覚ます子もいます。

一般的には、話し声や物音が聞こえてくると目を覚まし、自分が眠っている間に何か楽しいことがあったのではないかと考える子どもが多いようです。

物音ですぐ目を覚ますタイプの子であっても、防音室のようにまったくの無音状態よりは、単調なリズムの音があったほうが眠りやすいようです。

単調なリズムの音とは、しとしとと降り続く雨、川のせせらぎ、波の音などです。

たとえばエアコンや扇風機、換気扇、冷蔵庫の音も、せせらぎのように単調で切れ目なく続いています。

こうした音は耳には入ってきても、考えごとを邪魔するような音ではありません。

自然なノイズと考えていいでしょう。

このような自然なノイズは、隣の部屋の話し声や皿洗いの音、外を通るクルマの音などの生活騒音を消す効果もあります。

実際、雨やせせらぎの音を収録したCDが快眠グッズとして市販されています。

ラジオの放送が聞こえない周波数のザーという雑音(ホワイトノイズ)や衣類乾燥機の音も同じ効果があります。