家族全体の食事サイクルを作っていくことを考えましょう

 

朝ごはんを食べていないと、せっかくの朝の活動時間にぼんやりとしてしまって、エネルギーが枯渇した状態になってしまいます。

そうなると血糖値は下がり、活力そのものが落ちるので、集団の動きについていけなくなります。

本人にとって、園での時間が楽しめない状態になってしまいます。

このことはしっかりと保護者は、わかっていないといけないことです。

 

また、朝忙しくて、夜も仕事からの帰りが遅いとなると、一日のうちで、顔を合わせる時間もなくなってしまいます。

朝だけでもいっしょに食事をとることで、家族全体の食事のサイクルを作ってもらいたいと思います。

 

なかなか改善されない場合は、園での補食も必要になると思いますが、そうなるとタダでさえ忙しい業務を行っている園の負担も大きくなります。

保護者にも「園に負担をかけている」という自覚を持ち、改善しようという姿勢を持ってもらいたいですね。

 

 

子どもは自分で食べる食べないを決められません

 

4歳児にもなると、職員室でこっそり食べるということは、とても辛いことでしょう。

小学校に進学したら、保育園が面倒を見たようなことはできません。

この問題については、保護者の気持ちをどう動かすか、保護者自身が子育てをする力をつけるにはどうすればよいかを真剣に考えなくてはなりません。

最近は、朝ごはんを食べない大人が増えていて、朝ごはんの必要性を理解していない保護者も多いようです。

保護者には

・朝ごはんは、寝ている体を起こすスイッチである

・午前中元気に活動するためのエネルギー補給が朝ごはん

・小学校に進学しても、おなかが減っていては、授業に集中できない

このようなことを繰り返し説明しましょう。

 

大人は自分で「食べる食べない」などを決めることができますが、子どもは自分では決めることができないことをよく理解して、保護者が食の大切さを自覚する必要があります。