昼寝のタイミングを考えてみましょう
子どもの昼寝と夜の睡眠に必要な時間を年齢別にまとめたのが、下の表1「子どもの1日の睡眠時間」です。
表1
この表を参考にして昼寝時間を一旦仮決めしておいて、子どもの様子を見ながら少しずつ時間帯を調整していきます。
たとえば、3歳児は平均昼寝回数が1回で、平均昼寝時間は1時間~1時間半ですから、とりあえず昼下がりの2時~3時と仮決めします。
仮決めした時刻が近づいてきたら、子どもの様子に注意してください。
先に投稿した子どもの就寝時刻|疲れのサインがその時ですに挙げたような「子どもどもが発する疲れのサイン」に当てはまる行動が見られたら、仮決め時刻より早くても、すぐにベッドに連れて行きましょう。
2時に仮決めしていたものの、1時30分ごろに疲れのサインを目撃することが多いようなら、1時30分に調整すればいいのです。
大切なのは子どもが発する疲れのサイン
疲れのサインが見られたら、あまり間をあけずにすぐに寝かしつけてください。
ここで油断していると、眠気を乗り越えて元気になってしまいます。
そうなると、大変な事態を引き起こします。
場合によっては夕方すぎからエネルギー切れになり、疲れきって不機嫌な子どもと夜を過ごすことになります。
ある程度昼寝の時刻が固まってくると、以前よりも機嫌良く過ごせるようになるはずです。
夜の就寝時にも適度に疲れた状態になります。
これは新しい昼寝のスケジュールが効果を発揮している証拠です。
また、夜の入眠時間についても、午後6時30分ごろから子どもの様子を注意深く見守り、疲れたしぐさや表情を見せたら、すぐに床につかせるようにします。
これを一週間ほど続け、毎日の就寝時刻をメモしておきます。
疲れのサインが出る時間帯に合わせて就寝時刻を決めます。
寝る支度は、この就寝時刻の1時間ほど前から始めればいいのです。
最初は判断に迷うようなこともあると思いますが、根気強く毎日観察していると、お子さんの「疲れのサイン」が、ほぼ決まった形で現れることに気付くことでしょう。
そうなればシメタもの!すぐに「おやすみタイム」に入りましょう。