現代では、多くの若いお母さんの中に、「子どもの食」で悩みを抱えているようです。
「子どもの食」への具体的な対応の方法やコツなどは、もしあなたが保育者であれば、あなたから経験が少ないお母さんへ、ぜひ伝えていってほしいですね。
「食」を通じて、子どもに伝えることができる「知恵」や「文化」は、想像以上に大きいと思います。
親子が共に「食」にかかわることは、コミュニケーションの豊かさにもつながるからです。
家庭では、子どもたちに家の手伝いをするように、ぜひ教育してほしいです。
また、野菜を育てたり収穫したり、そしてその食材を調理するなどは、積極的に子どもたちに体験させましょう。
「食」を簡単にすませようとすればできますが、それでは、ほんとうの「食」の楽しさは味わえません。
日々の食事に、ほんの少し「手をかける」ことで、そこに「食育」の楽しさが生まれるのではないでしょうか。
食育基本法が成立したことで、「食べること」を大切にする雰囲気が深まっていくと思います。
わたしたちひとりひとりが、今後の「食」について、現状をどう受け止め、どのように行動していくのかが問われていくと思います。
ぜひ多くの皆さんに、「子どもの食」に対する関心を持ち、子どもたちとさまざまな体験を楽しんでいただけたらと願っています。