就寝のタイミング|子どもの眠気サインを受けとって
まずは床に着くまでの2、3時間、こどもの様子を観察してください。
リラックスして機嫌良く過ごしていますか?
不機嫌にならずに寝る支度を済ませ、すぐに寝つけるのであれば、仮にそれが10時だとしても、その子にちょうどいい就寝タイミングということになります。
逆に、下のチェックリストのような行動に心当たりがあるとすれば、現在の就寝が遅すぎると考えられます。
そんなときは、就寝時刻を早めてみましょう。
以前、こどもたちの就寝について調査したところ、「もう寝なくちゃと思うのはなぜ」との問いに、なんと97%のこどもが「お母さん(またはお父さん)がもう寝なさいって言うから」と答えているのです。
親自身は気づいていないかもしれませんが、実は親はこどもの就寝時刻の「番人」なのです。
難しく考える必要はありません。
親のあなたが決めたタイミングが、子どもどもの就寝時刻になるのです。
子どもの眠気サインを見逃さないで!
お子さんの眠る前の様子を思い浮かべてください。
下のリストにあるような行動をとることはありませんか?
どれか1つでも当てはまる場合、「現在の就寝時刻では遅すぎる」と訴えている証拠です。
就寝時間を見直しましょう。
【こどもの眠気チェックリスト】
✅ 夜は決まって気難しく不機嫌になり、だらんとしている。
✅ 夜は気分がハイになり、落ち着かせて寝かしつけるのに一苦労。
✅ 疲れているはずなのに、床につくのを嫌がる。
✅ 夜、車に乗せていると、眠ってしまうことが多い。
✅ 夜、まるで催眠術にかかったようにテレビを食い入るように見つめている。
✅ 夜になると、指しゃぶり、毛布を抱きしめる、ミルク(母乳)を欲しがるなど、何かに飽きたときのしぐさが増える。
✅ パジャマへの着替え、歯磨きなど、寝る支度を始めると、かんしゃくを起こしたり、ひとしきり泣きじゃくったりする。
✅ 朝は自分から起きようとせず、起こしても目覚めが悪い。