子どもの睡眠の現状把握|記録をつけて問題点を探る
記録をつけるのは、2週間に1回で十分です。
さて、記録からどんなことがわかるのでしょうか。
まずは次の各項目を確認しましょう。
①睡眠時間について。
年齢別の睡眠時間の目安については睡眠が招く恐い悪循環の表1を参照してください。
現在の年齢に必要な夜の睡眠時間:( )時間( )分
実際の夜の睡眠時間:( )時間( )分
必要な昼寝時間:( )時間( )分
実際の昼寝時間:( )時間( )分
1日に必要な睡眠時間(夜の睡眠+昼寝):( )時間( )分
実際の睡眠時間:( )時間( )分
②現在の睡眠状況
昼寝時間が目安より( )時間少ない・多い
夜の睡眠が目安より( )時間少ない・多い
③睡眠遮断の兆候は見られますか(睡眠遮断による過労のサインの特徴を参照)。
当てはまる項目の数:( )
④就寝前に静かに過ごす時間がありますか。
⑤就寝前は基本的に穏やかで静かな雰囲気の中、部屋の照明をやや暗めにしていますか。
⑤毎晩、同じ時刻(誤差30分以内)に就寝していますか。
⑦就寝までの行動は一定の順序になっていますか(就寝までの行動や消灯時刻が決まっていますか)。
⑧就寝前の食事(夕食または軽食)は適量ですか。
⑨就寝前の時間はリラックスできて、眠気を催す内容ですか。
⑩良く眠れる環境ですか。
⑪夜中に目を覚ましたとき、再び眠れるように手助けをしますか。
⑫夜中に目を覚ましたとき、どのように眠らせますか(授乳、軽く揺り動かすなど)。
⑬朝の起床時刻はほぼ一定(誤差30分以内)ですか。
以上の点を意識しておけば、こどもの睡眠の現状を把握できます。
現状がわかったら、さっそく実践に移りましょう。